現在、金融庁で進められている仮想通貨ウォレットの規制について、KYC済みのウォレットでなければ出金を規制するという流れをになるようです。
理由としてはFATF(金融活動作業部会)によるマネーロンダリング対策やトラベルルールを仮想通貨にも適用する流れで、日本だけでなく海外でもその流れになっているようです。
現に韓国でも来年の3月からウォレット規制が敷かれるようで、KYC済みのウォレット以外は送金できなくなるようです。
日本の仮想通貨取引所でも規制開始
既にDMM BitcoinやGMOコインなど、KYCウォレット化の厳しい審査が始まったようで、何名かウォレットが登録できない、審査に落ちたという声が上がっています。
ビットコインの出金先アドレスが「審査の結果」勝手に削除された。どういうことですかねぇ……。金融庁のホワイトリストにないアドレスは削除ですか?え? pic.twitter.com/RKKS1VvDbg
— びりある@マジカルコイナー (@visvirial) December 14, 2021
犯罪抑止の観点から、ブロックするルールは事前に公表されるわけではなく突然実施される可能性がかなり高いと思われます。
かなりの金額を保有しているウォレットはかなりの痛手で、対策も難しいと思います。
自分もウォレットアドレスを登録してみた
GMOコインにて自分のアドレスを登録しましたが、すんなりと登録できました。
私のウォレットの傾向としては比較的新しいアドレス(年内発行)であったことではないかと思います。
弾かれたユーザーからは古いアドレスであったが1度しか使っていないという声も、、、古いアドレスと何らかのブラックリストに乗っているようなウォレットへ送金した場合なのかは私にもわかりません。
言うまでもなく、違法組織に送金したことなど一度もないので、まったく見に覚えがありません。ブロックチェーンをみると2017年のものなので、おそらく自分のスマホウォレットあての送金だと思います。
このような行為を行うのは業界全体の信頼を損る行為であり、関係各所に抗議させていただきます。 https://t.co/qJ45mrF5Xd— びりある@マジカルコイナー (@visvirial) December 14, 2021
現時点では金融庁の指導の元、自分ウォレットの規制が強くなっているのは間違いなさそうです。
更に最も気をつけなければいけないパターンは日本の仮想通貨取引所で大金を利確(1千万円以上)する場合、わけも分からず口座凍結されてしまうパターンも有るようです。
それがない場合でもどんな理由で大金を利確したいか?どんな経緯でコインを手に入れたか?という質問を受ける可能性も高いでしょう。
大金を利確する場合は、かなり慎重に行ったほうが無難です。
今後のウォレット対策
私が考えるに以下を満たせば多分今の所通るのではないかと推測します。
・国内仮想通貨取引所用に新しくウォレットを作る
・取引所間の送金をしないで、KYC済みのウォレットを間に通す
・海外取引所の取引を控える
・ハードウェアウォレットを使用する
・審査の厳しい国内取引所にアドレスを登録する。
・登録できたらすべての国内取引所にアドレスを登録する。
・1通貨1アドレスにする
・ビットコインアドレスは頭が1または3のアドレスを使用する。
・匿名送金ツールを使用しない
これで通らない場合は金融機関のブラックリストに乗っているか、審査基準が更に厳しくなったということになります。
まとめ
今後FATFがルールを厳しくしていけば、仮想通貨取引にかなりの制限がかかるのは間違いないでしょう。その時の流れをTwitterなどで情報を共有して自分の資産を防衛する必要がありますね。
ビットコインは仮想通貨の基軸通貨とも言われており、基本的にどの取引所でも取引できます。
同じビットコインでも、取引所の使い勝手やサービスによって自身に合う取引ができるか異なるため、取引所ごとの特徴を掴むことが重要です。
ここではビットコイン取引におすすめの取引所と、その特徴を紹介します。
bitFlyer
- 2014年からサービスを開始した老舗
- ビットコインやイーサリアムのレバレッジ取引にも対応
- 専用アプリではチャート分析まで可能
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取引量で6年連続国内No.1になった取引所です。サービスを開始したのは2014年と、国内取引所の中ではサービス歴が長く、メガバンクも出資していることから将来の成長性も見込めます。
専用のアプリは機能が充実していて、取引量のチェックだけでなくチャート分析まで行えます。
また、Brave(ブレイブ)ブラウザ閲覧報酬のBATを受け取れる唯一の取引所です。
さらにbitFlyerはセキュリティ対策にも力を入れており、これまでハッキングで被害を受けたことがありません。
1回でもハッキングされた所は避けたい」という場合は、真っ先に候補に上がる取引所でしょう。
取引所名 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
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最低取引数量(取引所) | 0.001BTC |
取扱通貨数 | 17通貨 |
取引手数料(取引所) | 0.01~0.15% |
入金手数料 | 銀行振込 : 無料クイック入金住信SBIネット銀行 : 無料住信SBIネット銀行以外 : 330円 |
出金手数料 | 220~770円 |
Coincheck
- マネックスグループ傘下の安心感
- 取引手数料・入金手数料が無料
- 最小500円でビットコインが手に入る
Coincheck(コインチェック)は、東証プライム市場に上場しているマネックスグループ傘下の取引所です。
アプリがシンプルで使いやすく、初心者から上級者まで人気があります。
すでに50万人以上のユーザーがコインチェックのアプリで取引していることからも、多くのユーザーの支持を得ていることが分かります。
取扱通貨数は17と多めで、「ビットコインから取引を始めて、ゆくゆくは他の通貨(アルトコイン)も取引してみたい」と考えている方におすすめです。
1回でもハッキングされた所は避けたい」という場合は、真っ先に候補に上がる取引所でしょう。
取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
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最低取引数量(取引所) | 0.005BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から |
取扱通貨数 | 17通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込 : 無料コンビニ入金 : 770円~クイック入金 : 770円~ |
出金手数料 | 407円 |
楽天ウォレット
【おすすめポイント】
- 楽天ポイントをビットコインに交換できる
- 最短即日で口座を開設できる
楽天ウォレットは楽天グループに属する取引所です。
楽天ポイントをビットコインに交換できるのがメリットで、最低100ポイントから1ポイント1円相当で交換できます。ある程度のポイントが貯まれば現金の出費なしで仮想通貨取引を始められます。
持っているビットコインを楽天キャッシュにチャージすることで、楽天市場での買い物に利用することも可能です。
取引で利益を得るだけでなく、買い物でも仮想通貨を利用したい方におすすめの取引所といえます。
口座開設は最短即日と非常にスピーディなのも特徴です。楽天銀行に口座を持っている場合は本人確認手続きが必要なく、楽天銀行に口座を持っていなくても「らくらく本人確認」を利用すればオンラインで手続きが完結します。
取引所名 | 楽天ウォレット |
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最低取引数量(取引所) | 購入:100円売却:0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 4通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 300円 |
LINE BITMAX(ビットマックス)
- 仮想通貨貸出サービスが利用できる
- スマホだけで簡単口座開設が可能
LINE BITMAX(ライン ビットマックス)は、LINEのグループ会社が運営する仮想通貨取引所です。スマホアプリ「LINE」のグループらしく、スマホだけで本人確認も口座開設手続きも完了させることができます。
保有している仮想通貨を貸し出して利益を得られるサービスも提供しており、長期的に稼ぐことも可能です。
公式ブログでは「ビットコインの仕組み・使い方」「本人確認の手順」などの基本的な内容を紹介しています。
仮想通貨初心者でも取引に必要な最低限の知識を身につけられるでしょう。
取引所名 | LINE BITMAX(ビットマックス) |
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最低取引数量(取引所) | 0.00000001 BTC |
取扱通貨数 | 6通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 400円(銀行口座) |
GMOコイン
- 東証プライム上場GMOインターネットの傘下
- 取引手数料・入出金手数料・送金手数料が全て無料
- レバレッジ取引にも対応
GMOコインは「GMOインターネットグループ」を親会社にもつ仮想通貨取引所です。GMOクリック証券で培われた万全な管理体制と、抜け目のないセキュリティ体制が整っています。
取引手数料・入出金手数料・送金手数料が全て無料で、取引に余計なコストがかからない点も魅力的です。
レバレッジ取引にも対応しており、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
取引所名 | GMOコイン |
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最低取引数量(取引所) | 0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 20通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
bitbank(ビットバンク)
- 仮想通貨の取引量が国内トップクラスに多い
- 流動性が高いので、瞬時に売却・購入が可能
- 取り扱い通貨数が19種類と多い
bitbankは、仮想通貨取引量で国内No.1に輝いた暗号資産取引所です。
流動性が高いことで、値動きの激しい暗号資産を瞬時に売却・購入できる快適なトレードが実現します。
さらに「オフラインのコールドウォレット」「マルチシグ」によってセキュリティ面でも国内No.1の高い評価を受けている点もメリットです。
日本円の入金もリアルタイムで可能!土日を含めた24時間いつでも日本円を入金できるので、取引チャンスを逃しません。
取り扱い通貨数も19通貨と多いので、マイナー通貨を取引したい方にも向いています。
取引所名 | bitbank(ビットバンク) |
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最低取引数量(取引所) | 0.0001BTC |
取扱通貨数 | 19通貨 |
取引手数料(取引所) | メイカー:-0.02% テイカー:0.12% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 550円 770円(3万円以上)※日本円の場合 |