Ethereum(イーサリアム)ではDefi(ディーファイ)による盛り上がりには驚きですが、仮想通貨EOS(イオス)でもEOSを担保にDaiみたいな米ドルのステーブルコインEOSDT(イオスディーティー)を生成してステーキングすることで報酬型プロキシよりも高い金利を得ることがカノです。
現時点(2020年6月27日時点)12.6%の金利が取得可能です。
EOSDTを生成する
EOSDTの発行とステーキングにはEquilibrium(イクレビリアム)というサイトにアクセスする必要があります。
EOSDTとは米ドルのステーブルコインで、法定通貨担保型、仮想通貨担保型、無担保型の中で、仮想通貨担保型にあたるステーブルコインです。

EquilibriumにアクセスしたらConnect walletをクリックしScatter(スキャッター)もしくはAnchor(アンカー)にてEOSブロックチェーンに接続します。

次にEOSDT Stable currencyをクリックしEOSDTを生成の準備にかかります。

EOSDTを生成する際にEOSで発行するか、pBTC(EOSベースのBTCペッグトークン)で発行するか、どちらかを選択できますので、今回はEOSにて発行します。

Deposit(デポジット)をクリックし、EOSDTを生成したいEOSの枚数をEquilibriumに入金します。

EOSの入金が完了したら、Generate(ジェネレート)で入金したEOSを担保にEOSDTを生成します。
これでEOSDTを生成しました。
EOSDTをステーキングして報酬を得る

最初の画面に戻り、Staking poolのStart earningをクリックします。

EOS、EOSDT、NUTの中からEOSDTを選びます。
EOSDTのほうが報酬年利がかなり高いのが見てわかります。
EOSDTの欄にステーキングしたい金額を入力しContinueボタンを押して、ステーキングします。

これでEOSDTをステーキングできました。
ステーキングすれば毎日年利分の金額を、毎日取得できます。
EOSDTをステーキングを解除する
EOSDTのステーキングはいつでも解除でき、すぐにでもEOSに戻して換金したい場合はかなり嬉しい機能です。

EOSDTを選択しUnstake(アンステーク)をクリックし、ステーキングしている枚数を入力しUnstakeボタンをクリックすればステーキングを解除できます。
担保のEOSを回収する

最初の画面に戻りEOSDT stable currencyをクリックします。

EOSを選びクリックします。

Payback(ペイバック)をクリックし、EOS担保で生成されたEOSDTの枚数を入力しPaybackボタンをクリックしたら、担保にしていたEOSが返却されます。

EOSを自分のウォレットに戻すためにWithdraw(ウィズドロー)をクリックします。
ウォレットに戻すEOSの枚数を入力しWithdrawボタンをクリックすれば自分のウォレットにEOSが戻ってきます。
EOSDTステーキングによるリスク
担保は基本元本割れはしませんが、EOSの急激な価格変動で精算され元本割れ(15%のマージンコール)が発生するリスクがあります。
また、報酬プロキシと違ってEOSの基本機能と違い、コントラクトアドレスにEOSを預ける形となるので、このシステムにバグがあった場合は資金を失うリスクはあります。
しかし、有名ブロックプロデューサーも開発に携わっていることから、無名の開発元と違いリスクはかなり低いものと言えるでしょう。
最後に
まだまだDefiで最も盛り上がっているのはEthereumですが、EOSも水面下ではDefiの環境が徐々に出来上がってきています。
Ethereumに比べればEOSがメインネットに登場して2年くらいしか経っていないので、まだまだ負けずいろんなDefiが登場してくると思います。
仮想通貨EOSは前進し続けます。