仮想通貨EOS(イオス)を更に安全に管理したい場合はハードウェアウォレットで管理したほうが良いでしょう。
ハードウェアウォレットとは
ビットコインをはじめとする仮想通貨を安全に保管する装置のことを言います。
取引所やパソコンやスマホのオンライン上に保管するのではなく、オフラインの環境でも仮想通貨が保管できるのでハッキングによる盗難を防ぐことが可能な装置です。仮想通貨版の金庫にあたります。
ハードウェアウォレットの中でも人気が高いLedger Nano S (レジャーナノS)で保管環境を作ってみましょう。
Ledger Nano S (レジャーナノS)を触るのが初めての方は以下の動画を参考に初期設定をしていきましょう。
Ledger Nano S (レジャーナノS)初期設定が完了したら、Ledger Nano S (レジャーナノS)上にEOSアカウントを作成しましょう。
Scatter(スキャッター)にレジャーナノを読み込む
Ledger Nano S (レジャーナノS)をパソコンに接続して、Ledger Nano S (レジャーナノS)画面からEOSを開いておきます。

Scatter(スキャッター)をインストールしていない場合は以下の記事を参照してください。
Scatter(スキャッター)を開き右上の歯車のマークをクリックしましょう。

Accountsをクリックしましょう。

Account Setteingsの画面が開いたら、EOS MainnetのManege Accountをクリックしましょう。

次の画面が出てきたら【+】をクリックしましょう。

Import accountの画面が開いたらImport From Hardwareをクリックしましょう。

Ledger Nano S (レジャーナノS)が接続された状態であれば、仮想通貨EOSの公開鍵が表示されるのでクリックします。

これで公開鍵が読み込まれました。EOS8ZZ、、、の部分をすべてコピーしてメモ帳などに貼り付けてコピペできるように準備しておきます。

EOSアカウントを作成する
Ledger Nano S (レジャーナノS)より生成された公開鍵を使用してハードウェアウォレット用のEOSアカウントを作成していきます。
最初に上記サイト(EOSアカウントクリエイター)にアクセスします。

EOSアカウントクリエイターが開いたらGREATE EOS ACCOUNTをクリックします。

自分で好きなアカウント名をa-z、1-5の文字範囲で12文字固定で作成します。

先程Scatter(スキャッター)で生成した公開鍵(EOSxxx、、、)を、Owner Public KeyとActive Public Key両方に貼り付けます。

支払画面に行くので、仮想通貨もしくはクレジットカード、Google payでアカウント作成料を支払います。
仮想通貨での支払いの場合、
着金するまでのタイムリミットが30分なので
取引所で送金するのではなくウォレットから
送金してください。
取引所から送金すると資産が消失します!!

今回はセキュリティの向上の観点からGoogle payで支払いました。

数分経ってから、Scatter(スキャッター)の画面をリフレッシュすると先程EOSアカウントクリエイターで作成したEOSアカウントが表示されました。
おめでとうございます!これでLedger Nano S (レジャーナノS)上でのEOSアカウント作成は成功です。
EOSのdAppsにアクセスしてみる
それではせっかくLedger Nano S (レジャーナノS)上でEOSアカウント作成したので、EOSのdApps(ダップス)にアクセスしてみましょう。
今回はEOS(イオス)エクスプローラーでもありWEBウォレットでもあるBloks.ioにアクセスしてみましょう。

右上のLoginボタンをクリックします。

Scatter(スキャッター)をクリックします。(Ledger S/XでもOK)

承認して右上の先ほど作成したEOSアカウントが表示されたら接続完了です。
最後に
ハードウェアウォレットでEOSを保管することは、あらゆるハッカーからの攻撃による盗難を防ぐ意味合いを持ちますが、その反面dAppsにアクセスすることがめんどくさい場合もあります。
いちいちパソコンを開いて接続しないといけないのでかなり面倒になります。
時と場合によって使い分けをしていきましょう。