仮想通貨EOS(イオス)の特徴は?
仮想通貨EOS(イオス)はEthereum(イーサリアム)から派生したプラットホーム系の仮想通貨(暗号通貨)です。
仮想通貨EOS(イオス)は2017年にICOで41億米ドル相当の資金を集めた、ICOの中でも最も成功した仮想通貨ではないでしょうか?
分散アプリケーションに特化したプラットフォーム
仮想通貨EOS(イオス)の通貨単位は「EOS」で、総発行枚数は10億枚です。
現在ではメインネットに変換されなかった分と、2回のバーンによるコインの処分により、流通量としては約9億2千万枚が流通しています。
イオスは分散アプリケーションを構築するためのブロックチェーンプラットフォームであり、企業間で使用されることを想定して開発されています。
現在では、ゲーム、カジノ、SNS、DEX(分散型取引所)、Defi(分散型金融)などで使用されています。
トランザクションの速さがトップクラス
イオスの最大の特徴として「トランザクションスピード」にあります。
トランザクションスピードが早いことにより相手に瞬時に送金着金が行われます。
ビットコインが1秒間に6回、イーサリアムが1秒間に15回と言われています。
イオスは1秒間4000〜6000回と送金速度が早いので有名なRipple(リップル)(XRP)に次ぐ驚異的な速さを実現しており、24時間で1億を超えるブロックチェーンの分野では新記録の処理をこなしました。
この速さの秘訣は、大きく分散するのではなく、21台の承認ノード(ブロックプロデューサーノード)に限定して並列処理で承認作業を行っていることにより実現しています。
取引手数料がほぼ無料
もう一つの特徴としては、取引手数料がほぼ無料ということです。
ほぼ無料というのは、無料にする代わりにEOSをロック(ステーキング)して送金に必要なリソースを確保する必要があるからです。
リソースとはスマホゲームで言う行動するのに必要なスタミナみたいなもので、送金でリソースを消費しても時間が経てば回復する仕組みです。
ですので、ある程度EOSを確保して必要な分のみロックすればリソースがある限り、EOSを消費せずに送金ができます。
十分にEOSを確保できない場合は、リソースを借りたり、買ったりも可能です。
仮想通貨EOS(イオス)の価格は?
2020年3月25日時点では約260円程度と、ビットコインやイーサリアムよりは1枚あたりの単価は低くなっており、値段的に買いやすい価格帯となっています。
時価総額ランキングでは、8位とトップ10をキープしています。
仮想通貨EOS(イオス)を扱う取引所は?
現在、日本国内でイオスを扱っている取引所はありません。
EOSを購入するには、海外取引所かウォレット内の両替機能を使っての購入になります。
海外取引所で購入できるところ
・Binance(バイナンス)
・Huobi global(フォビ グローバル)
・OKEx(オーケーイーエックス)
・Bitfinex(ビットフィネックス)
・Poloniex(ポロニエックス)
・HitBTC(ヒットビーティーシー)
・Kraken(クラーケン)
しかし、海外取引所での日本人締め出しも多いので、ウォレットの両替機能を使用して購入するほうが、手続きがいらず簡単です。
両替機能が使用できるEOSウォレット
・Scatter(スキャッター)(PC)
・TokenPocket(EOS)(トークンポケット)(PC)(スマホ)
・MEET.ONE(ミートドットワン)(スマホ)
・Math Wallet(マーフウォレット)(PC)(スマホ)
・Atmic Wallet(アトミックウォレット)(PC)(スマホ)
・Exodus(エクソダス)(PC)(スマホ)
私のオススメはScatter(スキャッター)とTokenPocket(EOS)です。
仮想通貨EOS(イオス)の将来性は
アメリカの格付け会社Weiss Rating(ワイスレーティング社)は格付けの上位ランクのB+を付けたこともあり、また、中国政府の格付けランキングでは1位を取得し専門機関からの評価も非常に良いようです。
イーサリアムと比べても、EOSのほうが応用性に優れており、EOSの開発元のB1やコミュニティーでの開発が頻繁に行われているので、どの通貨と比べても早い段階での新機能がどんどん追加されています。
今後イーサリアムが実装するであろうとする、機能がすでに備わっています。
仮想通貨EOS(イオス)の評価まとめ
知名度
時価総額トップ10内を維持している。日本では知名度は無いが、海外では頻繁に取引されており知名度はかなり高い。
将来性
イーサリアムが将来実装するであろう機能を増やしていっており、ブロックチェーン界を先取りしようとして、企業案件も増えてくると予想。
取引量
送金速度が早いため取引所間の橋渡し用に使用されている場合が多く、1日あたり1億を超す前代未聞の取引量を記録した。
買いやすさ
国内取引所では扱っていないので、海外取引所またはウォレットの両替機能で入手する必要がある。
実用度
dApps(ブロックチェーンアプリ)で使用され始めているので、今後期待のプラットフォームです。
ビットコインは仮想通貨の基軸通貨とも言われており、基本的にどの取引所でも取引できます。
同じビットコインでも、取引所の使い勝手やサービスによって自身に合う取引ができるか異なるため、取引所ごとの特徴を掴むことが重要です。
ここではビットコイン取引におすすめの取引所と、その特徴を紹介します。
bitFlyer
- 2014年からサービスを開始した老舗
- ビットコインやイーサリアムのレバレッジ取引にも対応
- 専用アプリではチャート分析まで可能
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取引量で6年連続国内No.1になった取引所です。サービスを開始したのは2014年と、国内取引所の中ではサービス歴が長く、メガバンクも出資していることから将来の成長性も見込めます。
専用のアプリは機能が充実していて、取引量のチェックだけでなくチャート分析まで行えます。
また、Brave(ブレイブ)ブラウザ閲覧報酬のBATを受け取れる唯一の取引所です。
さらにbitFlyerはセキュリティ対策にも力を入れており、これまでハッキングで被害を受けたことがありません。
1回でもハッキングされた所は避けたい」という場合は、真っ先に候補に上がる取引所でしょう。
取引所名 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
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最低取引数量(取引所) | 0.001BTC |
取扱通貨数 | 17通貨 |
取引手数料(取引所) | 0.01~0.15% |
入金手数料 | 銀行振込 : 無料クイック入金住信SBIネット銀行 : 無料住信SBIネット銀行以外 : 330円 |
出金手数料 | 220~770円 |
Coincheck
- マネックスグループ傘下の安心感
- 取引手数料・入金手数料が無料
- 最小500円でビットコインが手に入る
Coincheck(コインチェック)は、東証プライム市場に上場しているマネックスグループ傘下の取引所です。
アプリがシンプルで使いやすく、初心者から上級者まで人気があります。
すでに50万人以上のユーザーがコインチェックのアプリで取引していることからも、多くのユーザーの支持を得ていることが分かります。
取扱通貨数は17と多めで、「ビットコインから取引を始めて、ゆくゆくは他の通貨(アルトコイン)も取引してみたい」と考えている方におすすめです。
1回でもハッキングされた所は避けたい」という場合は、真っ先に候補に上がる取引所でしょう。
取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
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最低取引数量(取引所) | 0.005BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から |
取扱通貨数 | 17通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込 : 無料コンビニ入金 : 770円~クイック入金 : 770円~ |
出金手数料 | 407円 |
楽天ウォレット
【おすすめポイント】
- 楽天ポイントをビットコインに交換できる
- 最短即日で口座を開設できる
楽天ウォレットは楽天グループに属する取引所です。
楽天ポイントをビットコインに交換できるのがメリットで、最低100ポイントから1ポイント1円相当で交換できます。ある程度のポイントが貯まれば現金の出費なしで仮想通貨取引を始められます。
持っているビットコインを楽天キャッシュにチャージすることで、楽天市場での買い物に利用することも可能です。
取引で利益を得るだけでなく、買い物でも仮想通貨を利用したい方におすすめの取引所といえます。
口座開設は最短即日と非常にスピーディなのも特徴です。楽天銀行に口座を持っている場合は本人確認手続きが必要なく、楽天銀行に口座を持っていなくても「らくらく本人確認」を利用すればオンラインで手続きが完結します。
取引所名 | 楽天ウォレット |
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最低取引数量(取引所) | 購入:100円売却:0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 4通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 300円 |
LINE BITMAX(ビットマックス)
- 仮想通貨貸出サービスが利用できる
- スマホだけで簡単口座開設が可能
LINE BITMAX(ライン ビットマックス)は、LINEのグループ会社が運営する仮想通貨取引所です。スマホアプリ「LINE」のグループらしく、スマホだけで本人確認も口座開設手続きも完了させることができます。
保有している仮想通貨を貸し出して利益を得られるサービスも提供しており、長期的に稼ぐことも可能です。
公式ブログでは「ビットコインの仕組み・使い方」「本人確認の手順」などの基本的な内容を紹介しています。
仮想通貨初心者でも取引に必要な最低限の知識を身につけられるでしょう。
取引所名 | LINE BITMAX(ビットマックス) |
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最低取引数量(取引所) | 0.00000001 BTC |
取扱通貨数 | 6通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 400円(銀行口座) |
GMOコイン
- 東証プライム上場GMOインターネットの傘下
- 取引手数料・入出金手数料・送金手数料が全て無料
- レバレッジ取引にも対応
GMOコインは「GMOインターネットグループ」を親会社にもつ仮想通貨取引所です。GMOクリック証券で培われた万全な管理体制と、抜け目のないセキュリティ体制が整っています。
取引手数料・入出金手数料・送金手数料が全て無料で、取引に余計なコストがかからない点も魅力的です。
レバレッジ取引にも対応しており、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
取引所名 | GMOコイン |
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最低取引数量(取引所) | 0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 20通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
bitbank(ビットバンク)
- 仮想通貨の取引量が国内トップクラスに多い
- 流動性が高いので、瞬時に売却・購入が可能
- 取り扱い通貨数が19種類と多い
bitbankは、仮想通貨取引量で国内No.1に輝いた暗号資産取引所です。
流動性が高いことで、値動きの激しい暗号資産を瞬時に売却・購入できる快適なトレードが実現します。
さらに「オフラインのコールドウォレット」「マルチシグ」によってセキュリティ面でも国内No.1の高い評価を受けている点もメリットです。
日本円の入金もリアルタイムで可能!土日を含めた24時間いつでも日本円を入金できるので、取引チャンスを逃しません。
取り扱い通貨数も19通貨と多いので、マイナー通貨を取引したい方にも向いています。
取引所名 | bitbank(ビットバンク) |
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最低取引数量(取引所) | 0.0001BTC |
取扱通貨数 | 19通貨 |
取引手数料(取引所) | メイカー:-0.02% テイカー:0.12% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 550円 770円(3万円以上)※日本円の場合 |